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Spanish Lamb 【スペインラム】
ラム革は生後6カ月までの子羊の革です。ラム革は非常にやわらかくキメが細かく計量なので主に高級衣料とされてい
ます。
ひとくちにラムと言っても、地球上には約3000種の羊がいると言われており、山地や品種、またはなめしによりその品
質は大きく異なります。
大西洋と地中海にはさまれたスペインには、北東部のピレネー、北部のカンタブリア、何部のシエラネバダ、シエラモレ
ラなどの4つの山脈に囲まれた標高600m〜800mの羊の育成に適した高原がたくさんあります。
ホワイトベアーではその中でも、大西洋に面したカンタブリア地方の夏は涼しく冬は温暖な海洋性気候で育った、非常に
キメの細かいなめらかな風合いをもつ「エントロフィーノ種」と呼ばれる種類のスペイン産ラムを使用しております。
また、スペインのなめしの技術は世界最高峰を誇っており、このエントロフィーノ種のラムの持つ柔かさ、軽さ、上品な光
沢などの魅力を最大限に引き出しており、衣料用として最高級と言われております。
弊社では、日本国内でこちらの素材に丁寧に鞣製・染色・縫製を行い、革の特性を熟知した熟練の職人の手で製品化
いたしております。
ホワイトベアーのスペインラムは、なめしの段階で撥水・防カビ加工を施していますので、特に取り扱いに不安をお持ち
の方にも安心して着用いただけます。また、豊富なパターン展開にと充実したカラーバリエーションによりカジュアルに
もエレガントにも多彩な着こなしをお楽しみいただけます。
日本で「エントロフィーノ」の商標をラベルで使用できるのはホワイトベアーのスペインラムだけです。 |
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スペインラム エントロフィーノ
ホワイト・ベアーのスペインラムの良さを知ってもらうためには加工方法からお話する必要があります。
見た目のキメ細やかさ、触ったときのなめらかな手触り、着た時のしなやかさ等の見て触ってわかる特徴はありますが・・・
どうしてそうなるのか。
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レザーの加工方法は、
1.原料の輸入
2.水洗い → なめし1 → 再なめし&染色 → シェービング
→ 革伸ばし・革もみ・表面仕上げ → 塗装(機械)
→ 塗装(手塗り) → 塗装(仕上げ) → アイロン
→ 検品 → 計量
大きく分けると上記の工程があります。
ホワイトベア―のスペイランラムはスペインラム エントロフィーノ種の1級品を使用しています。
(輸入された皮を日本国内で1級から3級までにわけます。)
1級の皮だけをなめし加工後、再なめしと同時に染色します。このときの染色加工をドラムダイドと呼びます。
ホワイト・ベア―のスペインラムは、仕上がりの風合いを良くするため、
仕上げ加工の塗装加工を最小限にしています。
そのために染色加工のドラムダイドに通常の2倍の時間をかけて念入りに行っています。
なので、通常3工程ある塗装加工を最終の手作業によるスプレー塗装1回で済ますことが出来るのです。
仕上がりの良さは、良い原料を使う・良い工場を見つける・
良い加工をする・手間隙かけた加工をすることでうまれています。
低価格品の中には染色加工なしで通常3工程ある塗装加工すら1回しかしてないものもあります。
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